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ピックルボールのキッチン(NVZ)ルール|入ってよい場面・反則例【2026年】
ピックルボールのキッチン(ノンボレーゾーン/NVZ)を2026年公式ルールで解説。入ってよい場面、ライン、ボレー後の勢い、よくある反則を整理します。

結論: キッチン(正式名称: ノンボレーゾーン/NVZ)は「常に立入禁止の場所」ではありません。禁止されるのは、キッチン内やラインに触れた状態でボレーすること、またはボレー後の勢いで区域へ触れることです。バウンドしたボールは区域内で打てます。
この記事はキッチンの範囲とボレー時のフォルトに限定します。得点、サーブ、ツーバウンスなどの全体像はピックルボールのルール完全ガイド、競技の基本はピックルボールとは?で確認してください。
公式情報確認日: 2026年9月16日。USA Pickleballの2026年公式ルール案内とRules Summaryを参照しています。大会では最新ルールブックと大会要項を優先してください。
場面 | 判定の要点 |
|---|---|
キッチン内・ライン上でボレー | フォルト |
区域外でボレーし、勢いでキッチンへ触れる | フォルト。ボールがデッドになった後でも、ボレーの勢いが原因なら該当 |
キッチン内でバウンド後のボールを打つ | 可能 |
ボールを打たずにキッチンへ入る | 可能 |
キッチンから出てボレー | 両足を区域外の地面に接地してから |
キッチン(ノンボレーゾーン)の範囲
USA PickleballのRules Summaryでは、ノンボレーゾーンはネット両側の7フィート(約2.13m)の区域です。一般に「キッチン」と呼ばれます。ノンボレーゾーンラインは区域の一部なので、ラインに触れた状態でボレーするとフォルトです。
キッチンはネットを挟んで双方にあります。コート全体の寸法やラインはコートサイズと設営ガイドで確認できます。
ボレーでフォルトになる3つの基本
1. キッチン内またはライン上でボレーする
ボレーは、ボールがバウンドする前に打つショットです。ボレー時に足がキッチン内やラインに触れているとフォルトです。
2. ボレー後の勢いでキッチンへ触れる
区域外でボレーしても、その動作の勢いで身体がキッチンやラインへ触れるとフォルトです。ボレーしたボールが先にデッドになっていても、勢いが続いている場合は判定が変わりません。
3. 身につけている物や持っている物が触れる
ボレーに関連して、身体だけでなく着用・携行している物がキッチンやラインへ触れる場合もフォルトです。USA PickleballのRules Summaryでは、身につけている物や持っている物も対象として説明されています。
キッチンに入ってよい場面
キッチンへ入ること自体は違反ではありません。バウンドしたボールを打つとき、ボールを打たずに区域を移動するとき、プレー中に区域内へ立つことは可能です。ただし、区域内にいる間はボレーできません。
ディンクは、相手側キッチンへ柔らかく落とす代表的なショットです。打ち方はディンクガイドに分けています。本記事では技術の優劣や練習効果を断定しません。
キッチンから出た後にボレーする条件
キッチン内に触れた選手が次にボレーするには、区域外へ出て両足を区域外の地面に接地してから打ちます。片足だけが区域外にある状態や、区域内から跳んで空中でボレーする状態は条件を満たしません。
ネット前へ進む判断はダブルスのポジショニング、3球目の技術はサードショットドロップで確認できます。
よくある反則例
- キッチンラインを踏んだまま、バウンド前のボールを打つ
- 区域外でボレーした後、前への勢いでラインを踏む
- ボレー後にバランスを崩し、手や膝が区域内へ触れる
- キッチン内にいた状態から、両足を区域外へ接地し直さずにボレーする
- ジャンプしてボレーし、キッチン内やライン上へ着地する
サーブ直後の2打をバウンドさせるルールは、キッチンルールとは別です。サーブ手順はサーブガイド、ダブルスの進行はダブルスルールで確認してください。
よくある質問
ボレーした球がラリー終了になった後なら、キッチンへ入れますか?
ボレーの勢いが原因で区域へ触れる場合は、ボールがデッドになった後でもフォルトです。まず区域外で身体のコントロールを取り戻します。
キッチン内に立って待ってもよいですか?
ルール上、ボレーしない限り区域内にいることは可能です。ただし、その位置からバウンド前のボールを打つことはできません。
キッチン内からサーブできますか?
できません。サーブはベースライン後方から行うためです。これはノンボレーゾーン規則ではなく、サーブ規則による制限です。
シングルスとダブルスでキッチンルールは変わりますか?
ノンボレーゾーンの基本ルールはどちらにも適用されます。大会独自の運用がある場合は、その大会要項も確認してください。
ルール確認と技術練習を分ける
キッチンルールを覚える段階では、まず「区域」「ライン」「ボレー」「勢い」を分けて確認します。ディンク、ボレー、3球目、ポジショニングなどの技術は、それぞれの技術記事で練習してください。ルール説明と技術の効果を混同しないことが重要です。
公式出典
著者: ピクラ編集部 公式情報確認: 2026年9月16日






