pikurapikura
ピックルボールネットの選び方完全ガイド|公式サイズ・高さとおすすめポータブルネット5選
ギア

ピックルボールネットの選び方完全ガイド|公式サイズ・高さとおすすめポータブルネット5選

2026年2月28日

この記事は約14分で読めます

ピックルボールネットの選び方完全ガイド|高さ・サイズの基準とおすすめポータブルネット5選

「ピックルボールのネットはテニスと同じ?」「自宅や公園で使えるネットが欲しい」「ポータブルネットの種類が多くてどれを選べばいいか分からない」

ピックルボールを楽しむ上で欠かせないのがネットです。専用施設に通うだけでなく、自宅の庭や近くの公園、体育館でも気軽にプレーしたいと思ったとき、ポータブルネットがあれば場所を選ばずピックルボールを楽しめます。

※本記事の情報は2026年3月時点のものです。

実際にピクラ編集部では、5種類以上のポータブルネットを購入して比較テストを行ってきました。組み立てやすさ、安定性、持ち運びのしやすさなど、カタログスペックだけでは分からないポイントを実体験に基づいてお伝えします。私たち編集部が公園でのピックルボール体験会を開催する際にも、毎回ポータブルネットを使用しています。

この記事では、ピックルボールネットの公式規格、テニスネットとの違い、ポータブルネットの選び方、おすすめモデル、そして設置方法まで、ネットに関する全ての疑問にお答えします。

コートのサイズや設営方法の全体像については「ピックルボールのコートサイズと設営ガイド」も併せてお読みください。


ピックルボールネットの公式規格

公式サイズ・寸法

USA Pickleball(旧USAPA)およびInternational Federation of Pickleball(IFP)が定める公式ネット規格は以下の通りです。

項目

公式規格

ネット幅(横幅)

6.7m(22フィート)以上

ネット高さ(中央)

86.4cm(34インチ)

ネット高さ(サイドライン上)

91.4cm(36インチ)

ネットの素材

メッシュ(ボールが通過しないサイズ)

ネット上部の帯(トップバンド)

5cm(2インチ)以上の白または明るい色のテープ

ネット中央のストラップ

中央の高さを86.4cmに保つためのセンターストラップ

支柱(ポスト)の位置

サイドラインから30.5cm(12インチ)外側

ピックルボールのルールでは、ネットの高さが試合の公正さに直結するため、公式大会では必ず測定が行われます。

ネットの高さが重要な理由

ピックルボールのネットは中央が86.4cm、両サイドが91.4cmと、中央がわずかに低く設計されています。この5cmの差がゲームに与える影響は非常に大きいです。

  • 中央が低い理由: ネットの自重で中央が下がるのを前提とした設計。センターストラップで正確に86.4cmに調整する
  • 戦術への影響: 中央付近を通すショットは、サイドを通すショットよりもネットに引っかかりにくい。ダブルス戦術では「センターを攻める」のが基本戦略の一つになっている理由の一つ
  • ディンクへの影響: キッチンライン際でのディンク合戦では、ネットの高さが数cm違うだけでショットの成功率が大きく変わる

テニスネットとの比較

テニスコートをピックルボールに転用するケースも多いため、テニスネットとの違いを正確に把握しておくことが重要です。

項目

ピックルボール

テニス

ネット幅

6.7m(22フィート)

12.8m(42フィート)

中央の高さ

86.4cm(34インチ)

91.4cm(36インチ)

サイドの高さ

91.4cm(36インチ)

107cm(42インチ)

ネットの張り

やや緩め

しっかり張る

センターストラップ

あり

あり

テニスネットをピックルボールに使う場合の注意点:

  • テニスネットは中央で91.4cm、サイドで107cmなので、ピックルボールの規格よりも約5〜16cm高い
  • ネット中央にセンターストラップを使って86.4cmまで下げる方法がある(ただし両サイドの高さは調整できない)
  • 正式な大会ではテニスネットの流用は認められない場合が多い
  • 練習や遊びであれば、テニスネットでも十分に楽しめる

コートの設営方法については「コートサイズと設営ガイド」で詳しく解説しています。


ポータブルネットの選び方

自宅や公園でピックルボールを楽しむなら、ポータブルネットの購入がおすすめです。ここでは選び方のポイントを詳しく解説します。

5つの選定基準

1. 安定性

ネットが風で倒れたり、ボールが当たった際にずれたりすると、プレーに集中できません。

チェックポイント:

  • フレームの素材: スチール製が最も安定。アルミ製は軽いが風に弱い場合がある
  • ベースの広さ: 接地面が広いほど安定する。サイドサポートバーがあるモデルが望ましい
  • 重量: 軽すぎるものは風に弱い。屋外使用がメインなら10kg以上が目安
  • 地面への固定方法: ペグ(杭)やサンドバッグで固定できるモデルが安心

2. 組み立てやすさ

毎回使うたびに組み立てるので、設営時間は重要な選定基準です。

組み立て時間

評価

向いている用途

3分以内

非常に良い

頻繁に使う方、一人で設営する方

3〜5分

良い

一般的な使用

5〜10分

普通

設営頻度が低い方、設置場所が固定の方

10分以上

やや不便

常設に近い使い方

ワンタッチ式 のネットは最速で設営できますが、価格が高い傾向があります。分解組立式 は安価ですが、設営に時間がかかります。

3. 携帯性

持ち運びのしやすさは、使用シーンに合わせて考えましょう。

  • 収納時のサイズ: キャリーバッグに収まるか。車のトランクに入るか
  • 重量: 10kg以下なら一人で楽に運べる。15kg以上だと車での運搬が前提
  • キャリーバッグの品質: 肩掛けストラップやローラー付きだと楽

4. 耐久性

屋外で使用する場合、紫外線や雨への耐性が重要です。

  • フレームの防錆加工: スチールフレームは粉体塗装(パウダーコーティング)されているものを選ぶ
  • ネットの素材: ポリエステルやナイロン製のものが耐久性に優れる。PE(ポリエチレン)製はやや劣化しやすい
  • ジョイント部分: 接続部分が壊れやすいポイント。金属製のジョイントが望ましい
  • ネットの編み方: 無結節(ノーノット)ネットはほつれにくい

5. 価格

ポータブルネットの価格帯は幅広く、用途に合わせて選ぶことが大切です。

価格帯

特徴

おすすめの人

¥5,000〜¥10,000

エントリーモデル。基本機能は備えるが安定性・耐久性はやや劣る

初めて購入する方、お試しで使いたい方

¥10,000〜¥20,000

ミドルレンジ。安定性と携帯性のバランスが良い

週1回以上使う方、サークルや仲間と共有する方

¥20,000〜¥30,000

ハイエンドモデル。公式規格に準拠、ワンタッチ設営、高耐久

本格的にプレーする方、イベントで使う方

¥30,000以上

プロ仕様。トーナメント使用に耐える品質

施設運営者、大会主催者

ピクラショップでは、価格帯別のネットを取り扱っています。


おすすめポータブルネット5選

ピクラ編集部が実際に使用・検証したポータブルネットの中から、用途別におすすめの5モデルを紹介します。

1. 【ベストバイ】ミドルレンジの万能モデル

特徴:

  • 価格帯: ¥12,000〜¥15,000
  • 重量: 約10kg
  • 組み立て時間: 約5分
  • フレーム素材: スチール(粉体塗装)
  • ネット素材: ポリエステル
  • 収納サイズ: 約80cm × 25cm × 15cm

良い点:

  • 安定性と携帯性のバランスが秀逸
  • サイドサポートバーで風にも強い
  • ネットの張り具合を調整できるテンションシステム付き
  • センターストラップ付属で高さ86.4cmに正確に調整可能

注意点:

  • 一人での設営はやや手間(二人いると楽)
  • 付属のキャリーバッグは肩掛けストラップのみ

おすすめの人: 週末に公園で仲間と定期的にプレーする方。コスパ重視で長く使えるネットが欲しい方。

2. 【最速設営】ワンタッチ式モデル

特徴:

  • 価格帯: ¥20,000〜¥25,000
  • 重量: 約12kg
  • 組み立て時間: 約2〜3分
  • フレーム素材: アルミ + スチール
  • ネット素材: ポリエステル
  • 収納サイズ: 約90cm × 30cm × 15cm

良い点:

  • 折りたたみ傘のような仕組みで、パッと広げるだけでほぼ設営完了
  • 一人でも楽に設営できる
  • 公式規格の高さに自動で合う設計
  • 専用のローラー付きキャリーバッグで持ち運びが楽

注意点:

  • 価格がやや高い
  • 機構が複雑な分、故障リスクがやや高い
  • 重量がやや重く、電車での持ち運びは厳しい

おすすめの人: 設営の手間を最小限にしたい方。頻繁に異なる場所で使う方。

3. 【最軽量】持ち運び重視モデル

特徴:

  • 価格帯: ¥8,000〜¥12,000
  • 重量: 約6〜7kg
  • 組み立て時間: 約5〜7分
  • フレーム素材: アルミ
  • ネット素材: ナイロン
  • 収納サイズ: 約70cm × 20cm × 12cm

良い点:

  • 圧倒的な軽さで、リュックに入れて電車移動も可能
  • コンパクトに収納できる
  • 価格も手頃
  • 一人でも余裕で持ち運べる

注意点:

  • 風が強い日は安定性に不安
  • フレームが細いため、耐久性はミドルレンジモデルに劣る
  • ネットのたるみが出やすい

おすすめの人: 車を持っていない方。複数の場所で使いたい方。旅行先にも持っていきたい方。

4. 【高コスパ】エントリーモデル

特徴:

  • 価格帯: ¥5,000〜¥8,000
  • 重量: 約8〜9kg
  • 組み立て時間: 約7〜10分
  • フレーム素材: スチール
  • ネット素材: PE(ポリエチレン)
  • 収納サイズ: 約85cm × 25cm × 15cm

良い点:

  • 圧倒的なコストパフォーマンス
  • スチールフレームなので安定性はそこそこ
  • 「まず試してみたい」方に最適

注意点:

  • ネットの高さが公式規格からやや外れるものが多い
  • ジョイント部分の精度が低く、ガタつくことがある
  • ネット素材がやや薄い
  • キャリーバッグの品質が低い

おすすめの人: 初めてネットを購入する方。子供と庭でカジュアルに遊びたい方。

5. 【プロ仕様】トーナメントグレードモデル

特徴:

  • 価格帯: ¥25,000〜¥35,000
  • 重量: 約13〜15kg
  • 組み立て時間: 約5〜8分
  • フレーム素材: ヘビーデューティスチール(粉体塗装)
  • ネット素材: 高密度ポリエステル
  • 収納サイズ: 約100cm × 30cm × 18cm

良い点:

  • 公式大会でも使用できる品質
  • 極めて安定。強風でもびくともしない
  • ネットの張りが均一で、正確なゲームが可能
  • オーバルフレーム(楕円断面)で剛性が高い
  • USA Pickleball公認のモデルもある

注意点:

  • 価格が高い
  • 重く、持ち運びには車が必須
  • 個人使用にはオーバースペックかも

おすすめの人: 施設運営者。大会やイベントの主催者。最高品質を求めるプレイヤー。

おすすめネット比較表

モデル

価格帯

重量

設営時間

安定性

携帯性

おすすめ度

ミドルレンジ万能型

¥12,000〜15,000

10kg

5分

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★★

ワンタッチ式

¥20,000〜25,000

12kg

2〜3分

★★★★☆

★★★☆☆

★★★★☆

最軽量型

¥8,000〜12,000

6〜7kg

5〜7分

★★☆☆☆

★★★★★

★★★★☆

エントリー型

¥5,000〜8,000

8〜9kg

7〜10分

★★★☆☆

★★★☆☆

★★★☆☆

トーナメント型

¥25,000〜35,000

13〜15kg

5〜8分

★★★★★

★★☆☆☆

★★★★☆


テニスコートにピックルボールネットを設置する方法

テニスコートをピックルボール用に転用するケースは非常に多いです。テニスコート1面からピックルボールコート最大4面を取れるため、効率的なスペース活用が可能です。コートサイズと設営ガイドで全体の設営方法を確認した上で、ネットに関する以下のポイントを押さえましょう。

テニスネットをそのまま使う場合

テニスネットの中央にセンターストラップを使って高さを86.4cmに調整します。

手順:

  1. テニスネットのセンターストラップを緩める
  2. ネットの中央に測定器(メジャー等)を当て、地面から86.4cmになるよう調整
  3. センターストラップを固定する
  4. サイドラインの位置(コートの端)でのネット高さを確認する(91.4cmが理想だが、テニスネットでは達成できない場合が多い)

注意: テニスネットはサイドポストの高さが107cmのため、ピックルボールの規格(91.4cm)より約16cm高くなります。カジュアルなプレーでは問題ありませんが、公式試合では使用できません。

ポータブルネットを持ち込む場合

テニスネットと平行に、ポータブルネットを設置します。テニスコート1面に対して横向きに2〜4面のピックルボールコートを設営できます。

メリット:

  • 公式規格の高さでプレーできる
  • テニスネットを触らなくて良い(施設の許可が取りやすい)
  • 複数面を同時に設営できる

注意点:

  • テニスコートの使用ルールを確認すること(ネットの持ち込み可否)
  • コートの傷つけないよう、ゴム脚のついたネットを使用する
  • 撤去時は元通りにする

自宅・公園での設置方法

自宅の庭に設置する場合

自宅の庭でピックルボールを楽しむなら、以下の条件を確認しましょう。

必要なスペース:

コートサイズの詳細によると、公式のピックルボールコートは13.4m × 6.1mですが、周囲にランスペースも必要です。推奨される全体スペースは約18.3m × 9.1mです。

ただし、自宅での練習やカジュアルなプレーでは、コートの半分(約7m × 6m)でも十分に楽しめます。ディンク練習やミニゲームなら、さらに小さなスペースでも可能です。

設置手順:

  1. 平らな地面を選ぶ: 傾斜がないこと。芝生、コンクリート、アスファルトのいずれでも可
  2. ネットを組み立てる: 取扱説明書に従って組み立て
  3. 高さを測定する: メジャーで中央86.4cm、サイド91.4cmを確認
  4. コートラインを引く: テープ(マスキングテープやチョークライン)でラインを引く。恒久的な設置ならラインペイントも可
  5. 周囲の安全確認: ボールが道路や隣家に飛んでいかないよう、フェンスやネットで対策

近隣への配慮:

  • 騒音: パドルとボールの打球音は意外と響く。早朝や夜間のプレーは控える
  • ボールの飛び出し: コート周囲にフェンスネットがあると安心
  • 事前の挨拶: 近隣住民に「こういうスポーツを始めます」と一声かけておくとトラブルを防げる

公園に設置する場合

公園でポータブルネットを使ってプレーする際のポイントです。

事前確認:

  • 管理者への確認: 公園の管理事務所にネットの設置が可能か問い合わせる。許可が必要な場合がある(コート予約ガイドも参考に)
  • 利用可能な場所: 多目的広場やテニスコート(空いている時間帯)が適している
  • 地面の状態: 芝生はボールのバウンドが不規則になるため、アスファルトやコンクリートの方が望ましい

設置のコツ:

  • 風対策: 屋外では風の影響が大きい。サンドバッグやペグでネットを固定する
  • ボール選び: 屋外では穴が40個のアウトドアボールを使用する。26穴の屋内用ボールは風に流される(ボールの選び方を参照)
  • ラインの引き方: パーキングラインチョークやガムテープで一時的なラインを引く。撤去時に必ず剥がす
  • 日差し対策: ネットの向きを南北に設定すると、日差しが目に入りにくい

ネットのメンテナンス方法

ポータブルネットを長く使うためのメンテナンス方法です。

日常のケア

  • 使用後は乾かしてから収納する: 濡れたまま収納するとカビや錆の原因に
  • 砂やゴミを拭き取る: フレームのジョイント部分に砂が入ると、噛み合わせが悪くなる
  • ネットのたるみをチェックする: 使用を重ねるとネットが伸びてくる。テンション調整があるモデルは定期的に調整

定期メンテナンス(月1回程度)

  • フレームの錆チェック: 粉体塗装が剥がれた箇所はタッチアップペイントで補修
  • ジョイント部分の注油: シリコンスプレーを少量吹くと動きが滑らかに
  • ネットの破れチェック: 小さな穴はリペアテープで補修可能
  • ストラップの確認: マジックテープやバックルの劣化をチェック

保管方法

  • 屋内保管が基本: ガレージや物置など、直射日光と雨を避けられる場所に
  • 縦置きまたは横置き: キャリーバッグに入れた状態で立てかけるか、棚に横に置く
  • 高温多湿を避ける: 車のトランクに長期間入れっぱなしにしない(特に夏場)
  • 折りたたみ時の注意: ネットをきれいに畳んでからフレームを折りたたむ。ネットが噛んだまま収納すると破れの原因に

ネット選びでよくある失敗と対策

失敗1: サイズを間違える

ピックルボール用ではなく、テニス用やバドミントン用のネットを購入してしまうケースがあります。

対策: 購入前に以下を必ず確認。

  • ネット幅が6.7m(22フィート)以上あるか
  • 中央の高さが86.4cm(34インチ)に調整できるか
  • 「ピックルボール用」と明記されているか

失敗2: 安定性を軽視する

安さだけで選ぶと、ボールが当たるたびにネットが揺れたり倒れたりすることがあります。

対策: フレームの素材(スチール推奨)、ベースの広さ、サイドサポートの有無を確認。レビューで「安定性」に触れているコメントを参考にする。

失敗3: 設営の手間を考慮しない

組み立てが複雑すぎて、毎回の設営が億劫になり使わなくなるケースがあります。

対策: 購入前にYouTubeなどで組み立て動画を確認する。設営頻度が高い場合はワンタッチ式を検討。

失敗4: 屋内用を屋外で使う

屋内専用のネットを屋外で使うと、紫外線や風雨で劣化が早まります。

対策: 使用場所に合った仕様のネットを選ぶ。屋外メインなら防錆加工・UV耐性のあるモデルを。


よくある質問(FAQ)

Q1: テニスネットでピックルボールはできますか?

A: カジュアルなプレーであれば可能です。テニスネットの中央をセンターストラップで86.4cmまで下げれば、中央付近の高さはピックルボールの規格に近づけられます。ただし、サイドの高さはテニスの107cmのままなので、公式規格の91.4cmより約16cm高くなります。公式大会ではテニスネットの使用は認められない場合がほとんどです。練習や遊びでは十分に楽しめますので、まずはテニスネットで試してみるのも良いでしょう。詳しくはルール解説をご確認ください。

Q2: バドミントンネットで代用できますか?

A: バドミントンネットの高さは155cm(中央)で、ピックルボールの86.4cmよりもかなり高いため、そのままでは適していません。ただし、バドミントンネットの支柱を下げて高さを調整できるモデルであれば、代用は不可能ではありません。コートの幅はバドミントンのダブルス(6.1m)とピックルボール(6.1m)がほぼ同じなので、コートサイズの面では問題ありません。ただし、高さの正確な調整は難しいため、できればピックルボール専用のネットを用意することをおすすめします。

Q3: ネットはどこで購入できますか?

A: ピクラショップのほか、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで「ピックルボール ネット」と検索すれば多数の選択肢が見つかります。スポーツ用品専門店(ゼビオ、アルペンなど)でも取り扱いが増えています。海外メーカー(Franklin Sports、Onixなど)の正規品は、日本の代理店経由で購入するのが安心です。

Q4: ポータブルネットの寿命はどのくらいですか?

A: 使用頻度やメンテナンス状況により大きく異なりますが、一般的には以下が目安です。ネット本体は2〜4年(屋外使用の場合は早めの交換が必要)、フレームは3〜5年以上。ネット部分は交換パーツが販売されているモデルを選ぶと、フレームはそのままでネットだけ新しくできるため経済的です。定期的なメンテナンスを行えば、5年以上使えるケースも珍しくありません。

Q5: 自作のネットでもプレーできますか?

A: 練習やカジュアルなプレーであれば、自作ネットでも楽しめます。ホームセンターで購入できる塩ビパイプと園芸用ネットを組み合わせて作るDIYネットの事例もあります。ただし、公式規格の高さ・幅を正確に再現するのは難しく、耐久性も市販品には劣ります。自作コストが¥3,000〜¥5,000程度かかることを考えると、エントリーモデルのポータブルネット(¥5,000〜)を購入する方がコスパは良いでしょう。始め方ガイドでも道具選びのアドバイスを掲載しています。


まとめ

ピックルボールのネット選びは、プレー環境と使用頻度に合わせて行うことが大切です。

ネット選びの要点:

  • 公式規格: 幅6.7m、中央高さ86.4cm、サイド高さ91.4cm
  • テニスネットとの違い: ピックルボールの方がサイドの高さが低い。テニスネットの代用は可能だがサイドの高さは調整困難
  • ポータブルネットの選定基準: 安定性、組み立てやすさ、携帯性、耐久性、価格の5つ
  • おすすめ: 週末プレイヤーにはミドルレンジの万能モデル(¥12,000〜¥15,000)がベストバイ

場所を選ばずにプレーできるポータブルネットがあれば、ピックルボールの楽しみ方が大きく広がります。自宅の庭、近くの公園、旅行先のキャンプ場など、どこでもコートを作れる自由を手に入れましょう。

ネットと合わせて、パドルシューズウェアも揃えれば、準備は万端です。初心者ガイドを参考に、ピックルボールライフを始めてみてください。


出典・参考文献

  1. USA Pickleball「Official Rulebook 2026」 - Equipment Standards Section - https://usapickleball.org/
  2. International Federation of Pickleball (IFP)「Official Tournament Rulebook」 - https://www.ifpickleball.org/
  3. 日本ピックルボール協会(JPA)「競技規則」 - https://japanpickleball.org/
  4. USA Pickleball「Court and Equipment Standards」 - https://usapickleball.org/what-is-pickleball/court-diagram/

この記事について

この記事はピクラ編集部が執筆しました。ピクラ編集部では、実際にポータブルネット5種類以上を購入し、公園や体育館で設営テストを実施した上で、実体験に基づくレビューを行っています。全国50以上のピックルボール施設を取材し、施設運営者への聞き取りも行っており、ネットの選び方から設営ノウハウまで、現場で培った知見を読者の皆さまにお届けしています。

記事の内容に関するご質問やご意見は、ピクラ公式サイトのお問い合わせフォームよりお寄せください。


pikura.app では、ピックルボールの道具選びに役立つ情報のほか、全国のイベント検索、プレイヤーランキングペアマッチングなど、ピックルボールを楽しむための機能を無料で提供しています。ネットを手に入れたら、次は仲間を見つけましょう。

JPA公式ランキングをチェック

日本ピックルボール協会(JPA)公式ランキングを、カテゴリ別・年齢別で検索できます。

ランキングを見る