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親子・家族でピックルボール|3世代で楽しめるスポーツの始め方【2026年版】
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親子・家族でピックルボール|3世代で楽しめるスポーツの始め方【2026年版】

2026年2月28日

この記事は約13分で読めます

親子・家族で楽しむピックルボール完全ガイド|3世代で遊べるファミリースポーツ

「家族全員で一緒にできるスポーツを探している」「子どもと祖父母が同じコートで楽しめるスポーツはないかな」「休日に家族で体を動かしたいけど、何がいいかわからない」

そんなファミリーに全力でおすすめしたいのが、ピックルボールです。6歳の子どもから80代のおじいちゃん・おばあちゃんまで、同じコートで一緒にラリーを楽しめる。それがピックルボールという家族スポーツの最大の魅力です。

※本記事の情報は2026年3月時点のものです。

アメリカではすでに「最もファミリーフレンドリーなスポーツ」として定着しており、公園のピックルボールコートで3世代が一緒にプレーする光景は日常的です。日本でも2025年以降、家族でピックルボールを楽しむ人が急増しています。

実際に私たちピクラ編集部のメンバーも、家族(小学生の子ども2人と60代の親)でピックルボールを始めました。テニスでは子どもがボールに追いつけず、祖父母は体力的に厳しかったのですが、ピックルボールでは全員が対等にラリーを楽しめて感動しました。今では月に2〜3回の「家族ピックルボール」が、わが家の定番レジャーになっています。

この記事では、家族でピックルボールを始めるメリットから、必要な道具、おすすめのプレースタイル、自宅でのミニコート設営方法、そして家族向けイベント情報まで、丸ごとお伝えします。

ピックルボールの基本的なルールについては「ピックルボールとは?」「ピックルボールのルール完全解説」をまずご覧ください。


家族スポーツとしてのピックルボールの魅力

1. 3世代が同じコートで対等に楽しめる

ピックルボールが家族スポーツとして優れている最大の理由は、世代間のスキル差や体力差があっても一緒に楽しめることです。

世代

ピックルボールが合う理由

子ども(6歳〜)

コートが小さく走る距離が短い。パドルが軽くて振りやすい。ボールが遅いので打ち返せる

親世代(30〜50代)

適度な運動量で楽しめる。戦略性があり飽きない。子どもや親と一緒にプレーできる

祖父母世代(60代〜)

低衝撃で膝・腰に優しい。激しいダッシュが不要。座りながらでもボレー練習ができる

テニスの場合、子どもがサーブを入れるだけでも何週間もの練習が必要で、祖父母世代はコートの広さに体力が追いつきません。バドミントンはシャトルが速すぎて子どもや高齢者には難しい。しかしピックルボールなら、初めてパドルを握ったその日に、家族全員でラリーが楽しめるのです。

シニア世代の方が始める際の注意点は「シニアのためのピックルボールガイド」で詳しく解説しています。

2. スキル差があっても楽しめるハンデ調整が簡単

家族でスポーツをする際、「お父さんが本気を出したら子どもが泣いちゃう」「おじいちゃんに気を遣って打ちにくい」といった問題がつきものです。

ピックルボールでは以下のような簡単なハンデ調整で、スキル差を埋められます。

  • 得点ハンデ: 上手い人は0点スタート、初心者は5点スタートなど
  • コートサイズ調整: 上手い人はキッチンラインより後ろからのスタートに制限
  • ペア編成: 上手い大人と子ども、初心者の大人と経験者の子どもなど、バランスよく組む
  • ボールの種類: 子ども用に軽量・低速のフォームボールを使う

3. 準備が簡単で費用もリーズナブル

家族4人分の道具を揃えても、驚くほどリーズナブルです。

アイテム

家族4人分の費用目安

備考

パドルセット

5,000〜15,000円

4本セットのファミリーパックがお得

ボール

1,000〜2,000円

6個セット

ポータブルネット

5,000〜15,000円

自宅・公園で使う場合

合計

約11,000〜32,000円

テニスの家族セットの半額以下

体験会に参加すれば道具はレンタルできるので、最初は手ぶらでOKです。

パドルの選び方については「パドルの選び方完全ガイド」を参照してください。

4. 「一緒に上達する」体験が家族の絆を深める

家族でピックルボールを始めると、「一緒にゼロからスタートして、一緒に上達していく」という体験を共有できます。

  • 子どもが初めてサーブを決めたときの喜び
  • おじいちゃんのナイスショットに家族全員で拍手する瞬間
  • 家族ダブルスで見事なコンビネーションが決まったときの達成感

こうした「共通の体験」は、家族の会話を増やし、絆を深めてくれます。夕食の食卓で「あのショットすごかったね」と振り返る時間は、何物にも代えがたい家族のひとときです。


年齢別・家族のプレースタイルガイド

未就学児(3〜5歳)のいる家族

3〜5歳のお子さんはまだ本格的なラリーは難しいですが、ピックルボールの「遊び」の要素を取り入れて一緒に楽しむことができます。

  • バルーンラリー: 風船をボール代わりにして、パドルで打ち合う。ゆっくり動くので小さな子どもでも打ち返せる
  • ボールつき遊び: パドルの上でボールをポンポン弾ませる。ラケットスポーツの感覚を養う
  • 的当てゲーム: 壁にターゲットを貼って、パドルでボールを当てる遊び

正式なルールにこだわらず、「パドルでボールを打つ楽しさ」を体感させることが大切です。

小学生(6〜12歳)のいる家族

6歳以上になると、基本的なルールでのプレーが可能になります。この年齢層でのポイントは以下の通りです。

  • パドルサイズ: ジュニア用の小さめ・軽量パドル(150〜200g)を選ぶ
  • ボール: 屋内用の柔らかいボールから始めると恐怖心が少ない
  • コートサイズ: 最初はキッチンエリアだけを使ったミニゲーム(ディンクゲーム)からスタートすると、楽しくラリーが続く
  • ルール: 得点を7点先取にするなど、短いゲームで集中力を切らさない工夫を

ジュニア世代のピックルボールについては「ジュニアのためのピックルボールガイド」で詳しく解説しています。

中高生(13〜18歳)のいる家族

中高生はすぐに上達するため、大人と対等にプレーできるようになります。

  • 本格的なルールで試合: 11点先取のフルゲームで家族対抗戦
  • ダブルスの戦術: 親子ペアで戦術を考え、作戦を実行する楽しさ
  • 大会への挑戦: 家族ダブルスで地域の大会に出場する目標を立てる
  • 友人を誘う: 子どもが友達を連れてくると、さらに盛り上がる

ダブルスの基本戦術は「ダブルス戦術ガイド」、大会参加については「初めての大会参加ガイド」をご覧ください。

3世代ファミリーの場合

祖父母・親・子どもの3世代で楽しむ場合のおすすめプレースタイルです。

  • チーム編成: 祖父母+孫 vs 親+親(親同士で対戦し、祖父母と孫がペア)
  • ローテーション形式: 4人以上いる場合、1試合ごとにペアを入れ替える
  • キッチンラリー: ネット前で全員が柔らかいショット(ディンク)を打ち合う。走る必要がなく、全世代が楽しめる
  • ミニトーナメント: 家族内でトーナメントを開催。優勝者には「今日のMVP」の称号を

家族に必要な道具の選び方

ファミリーセットがおすすめ

家族で始めるなら、パドル4本+ボール+キャリーバッグがセットになった「ファミリーセット」が最もお得です。

セット内容

価格帯

おすすめポイント

エントリーファミリーセット

5,000〜8,000円

パドル4本+ボール4個。まず試してみたい家族に

中級ファミリーセット

10,000〜18,000円

良質なパドル4本+ボール+バッグ。長く使える品質

プレミアムセット

20,000〜35,000円

ブランドパドル4本+ポータブルネット+ボール。自宅でもプレー可能

パドルの購入先については「パドルショップガイド」をご参照ください。

子ども用パドルの選び方

子ども用パドルを選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 重さ: 6〜8歳は150〜180g、9〜12歳は180〜220gが目安
  • グリップ: 子どもの手に合う細めのグリップ(周囲3.5〜4インチ)
  • 面の大きさ: スイートスポットが広いワイドボディが打ちやすい
  • 素材: グラスファイバー素材がコスパ良好

大人用の標準パドル(230〜260g)は小学校低学年には重すぎるので、必ずジュニアモデルまたは軽量モデルを選びましょう。

ボールの選び方

家族で使うボールの選び方です。

  • 屋内用: 穴が26個で柔らかい。体育館や自宅内でのプレーに。子どもが顔に当たっても痛くない
  • 屋外用: 穴が40個で硬め。公園や庭でのプレーに。風に強い
  • フォームボール: スポンジ素材のボール。小さい子どもや室内練習用に最適

詳しいボール選びは「ボールの選び方ガイド」をご覧ください。


自宅の庭・広場でミニコートを作る方法

必要なスペース

ピックルボールの正式コートは13.4m x 6.1mですが、家族で楽しむ分にはもっと狭いスペースでもプレーできます。

コートタイプ

サイズ

必要な場所

正式コート

13.4m x 6.1m

公共施設・学校の体育館

ミニコート(3/4サイズ)

10m x 5m

広めの庭・マンション広場

キッチンコート(ディンク専用)

4.2m x 6.1m

一般的な庭・駐車場スペース

家族のカジュアルなプレーであれば、3/4サイズのミニコートやキッチンコートで十分楽しめます。

コートの正式サイズや詳細な設営方法は「コートサイズと設営ガイド」で解説しています。

ミニコートの設営手順

用意するもの:

  • ポータブルネット(5,000〜15,000円)
  • マスキングテープまたはチョーク(ラインを引く)
  • メジャー(距離の計測)

設営手順:

  1. 場所を選ぶ: 平らな地面(コンクリート、アスファルト、人工芝など)が理想。土の上でもOKだがバウンドが不安定になる
  2. ネットを設置: ポータブルネットを中央に設置。高さは中央で86cm(子ども同士の場合はもう少し低くしてもOK)
  3. ラインを引く: マスキングテープやチョークでキッチンライン(ネットから約2m)とサイドライン、ベースラインを引く
  4. 安全確認: 周囲にぶつかりそうなものがないか確認。ボールが飛んでいく方向に窓がないか注意

ネットの選び方については「ネットの選び方ガイド」で詳しく解説しています。

マンション・集合住宅での注意点

マンションの共用スペースやエントランス広場でプレーする場合は、以下の点に注意してください。

  • 管理組合への確認: 事前に使用許可を取る
  • 騒音対策: ボールの打球音は意外と響く。屋内用(インドア)ボールは屋外用より静か
  • 時間帯: 早朝や夜間は避ける。日中の常識的な時間帯で
  • 周囲への配慮: 通行人や車に注意。ボールが飛び出さないようネットの周りにフェンスを設置するか、壁際で行う

家族向けイベント・大会情報

家族で参加できるイベント

全国で家族向けのピックルボールイベントが増えています。

イベントタイプ

内容

参加費目安

ファミリー体験会

道具レンタル付き、初心者向け

無料〜1,000円/家族

親子ピックルボール教室

インストラクターが基本を指導

1,000〜3,000円/組

ファミリーダブルス大会

親子ペアで参加するダブルス戦

2,000〜5,000円/組

3世代チャレンジ

祖父母・親・子の3人チームで参加

3,000〜5,000円/チーム

pikura.appのイベントページ(/events)では、全国のファミリー向けイベントを検索できます。

家族の大会挑戦を応援

ピックルボールに慣れてきたら、家族で大会に出場する目標を立てるのもおすすめです。

  • 親子ダブルス: 親と子どもでペアを組む。多くの大会で初心者カテゴリが設定されている
  • ミックスダブルス: 父と娘、母と息子など異性ペアでの出場
  • 年齢別カテゴリ: 50+、60+カテゴリであれば祖父母世代も安心して挑戦できる

初めての大会に向けた準備は「初めてのピックルボール大会参加ガイド」で詳しく解説しています。

地域別の施設情報

家族でプレーできる施設を地域別にまとめた記事もご参照ください。


家族でピックルボールを楽しむためのコツ

勝ち負けにこだわりすぎない

家族でプレーする目的は「一緒に楽しむこと」です。特に子どもが負けて泣いてしまうような展開は避けたいもの。以下の工夫で全員が楽しめる環境を作りましょう。

  • ポイント制ではなくラリー回数を競う: 「何回続けられるかチャレンジ」は協力型で盛り上がる
  • 珍プレー賞を設ける: 勝敗よりも「面白かったプレー」を称える文化を作る
  • 時間制にする: 得点でなく「10分間で何回ラリーが続くか」の形式にすると、全員で応援し合える

安全を最優先に

家族でプレーする際は、安全面に特に気を配りましょう。

  • 準備運動: プレー前に必ず軽いストレッチを。特に祖父母世代は入念に
  • 水分補給: 15〜20分ごとに休憩と水分補給を。子どもは大人より脱水しやすい
  • 日焼け対策: 屋外の場合は帽子・日焼け止めを忘れずに
  • シューズ: 全員がコート用シューズを履く。ビーチサンダルや裸足は絶対NG

シューズの選び方は「シューズの選び方ガイド」で詳しく解説しています。

上達を一緒に楽しむ

家族で練習する際のおすすめメニューを紹介します。

  1. 家族ディンクラリー(10分): ネット前で柔らかいショットを全員で打ち合う。コントロールの基本
  2. サーブターゲット練習(10分): コートにタオルを置いて的を作り、サーブで狙う。ゲーム感覚で楽しい
  3. 壁打ちチャレンジ(10分): 壁に向かって何回連続で打ち返せるか競争。一人でも練習できる
  4. ファミリーダブルス(20分): ペアを変えながらミニゲーム。7点先取の短い試合で回転

壁打ち練習の詳しい方法は「壁打ち練習ガイド」、その他の練習メニューは「練習ドリル集」をご参照ください。


家族でピックルボールを始める際のよくある質問

Q: 何歳から始められる?

A: 目安としては6歳(小学1年生)からです。 パドルを握ってボールを打ち返す基本動作ができれば、楽しくプレーできます。3〜5歳のお子さんは風船やフォームボールを使った遊びから始めるのがおすすめです。

Q: 家族全員が初心者でも始められる?

A: もちろんです。 ピックルボールは初心者でも5〜10分でラリーが楽しめるスポーツです。まずは体験会に家族で参加するのが最も簡単な始め方です。ピックルボールの始め方全般は「ピックルボールの始め方ガイド」をご覧ください。

Q: 庭で近所迷惑にならない?

A: 打球音に注意すれば大丈夫です。 屋内用ボールは屋外用より打球音が静かなので、住宅街では屋内用ボールの使用をおすすめします。また、プレー時間を日中に限定し、早朝や夜間は避けるようにしましょう。

Q: 体育館でプレーできる?

A: バドミントンコートがある体育館であればプレー可能です。 多くの公共体育館ではバドミントンコートを個人利用できます。ポータブルネットとパドル・ボールを持参すれば、すぐにプレーを始められます。コートの予約方法は「コート予約ガイド」をチェックしてください。

Q: 雨の日でもできる?

A: 屋内施設を利用すれば天候に関係なく楽しめます。 体育館やピックルボール専用の屋内施設は全国に増加中です。自宅であれば、ガレージやリビングでフォームボールを使ったミニラリーも可能です。


まとめ:ピックルボールは最高の「家族の時間」を生み出すスポーツ

この記事では、親子・家族でピックルボールを楽しむための情報を網羅的にお伝えしました。

家族でピックルボールを始めるべき理由のまとめ:

  • 6歳から80代まで、3世代が同じコートで対等に楽しめる
  • スキル差や体力差があっても、簡単なハンデ調整で全員が楽しめる
  • 家族4人分の道具が1〜3万円程度とリーズナブル
  • 自宅の庭や近所の公園にミニコートを作ってプレーできる
  • 「一緒に上達する」体験が家族の絆を深める
  • 家族向けイベントや親子ダブルス大会が全国で増加中

ゲームやスマホに夢中な子どもたち、運動不足が気になる親世代、外出の機会が減った祖父母世代──ピックルボールは、そんな家族全員を一つのコートに集めてくれるスポーツです。

次の休日、家族でピックルボール体験会に出かけてみませんか?きっと「また来たい!」と全員が口を揃えるはずです。


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この記事について

著者: ピクラ編集部 初版公開: 2026年3月1日 最終更新: 2026年3月1日 情報の正確性: 本記事の情報は2026年3月時点のものです。イベントや施設の情報は変動するため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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