KJコーチ監修初中級〜中級

KJpickleballの公開動画を実践用に再構成

KJの2時間ガチ練
プログラム

ディンクの判断、スピードアップへの対応、リセットとドロップを積み上げ、最後にスキニーシングルで実戦へつなぐ2人用プログラムです。

人数
2人
時間
120
場所
コート1面
構成
6ブロック

KJコーチ監修の2時間プログラム

KJpickleballの公開動画で紹介されたメニュー、回数、時間、解説をもとに、ピクラ編集部がコート上でそのまま使える120分の流れへ再構成しました。内容はKJコーチ本人に確認いただいています。

PROGRAM GOAL

この2時間で目指すこと

反復だけで終わらず、守る・仕掛ける・前へ進む判断を試合形式までつなげる

120 MINUTES

6ブロックの流れ

合計 120

  1. 01

    10

    ディンク5分+ボレー5分

    ディンク&ボレーでウォームアップ

    目的:身体を温めながら、その日のボール感覚を確認する

    2人でキッチンラインに立ち、ディンクから始めます。後半はノーバウンドのボレーへ切り替えます。

    やり方

    • ディンクはコース、回転、長短を変えながら続ける
    • ボレーは軽いラリーの後、フォアのみ、バックのみ、フリーの順に行う
    • 相手へ決めるのではなく、低い軌道で同じターゲットへ返す

    KJコーチのアドバイス

    • ディンクはコース、回転、短い球・深い球を混ぜ、その日の身体とボールの感覚を確認する。
    • バック側は守れる範囲が広いため、普段使う機会が減りやすいフォアボレーを意識して練習する。
    • ボレーは相手に勝つ練習ではなくコントロール練習。低い軌道で、相手の胸から腰付近へ安定して返す。
    • バックボレーは片手と両手を両方試し、状況に応じて使えるようにする。

    動きの全体像

    キッチンラインで感覚をそろえる
    キッチンキッチンベースラインベースライン胸〜腰へAB

    横から見たボールの高さ

    低い弧を保つ

    ネット

    低い軌道を保ち、ディンクからボレーへ切り替えます。相手に決めず、同じ場所へ返します。

    KJの解説動画 1:13

    再生すると、元動画の該当箇所から始まります。

  2. 02

    15

    11点ゲーム×3

    ストレートディンクラリー

    目的:状況に応じて守るショットと仕掛けるショットを選ぶ

    ストレートの半面を使い、キッチンラインで正面同士に立ちます。ディンクからラリーを始めます。

    やり方

    • ラリーポイント制で11点ゲームを3回行う
    • ディンクから始め、チャンスではスピードアップを選んでもよい
    • 1ゲームごとに使用するサイドを入れ替える

    KJコーチのアドバイス

    • 相手が有利、または自分の体勢が悪い時は守備的な球を選び、まず五分の状況へ戻す。
    • 高い打点で触れる時や相手の体勢が崩れた時は、攻撃的な球で不利な状況を押し広げる。
    • 腰を低く保つとネット上の通過点を下げやすく、ノーバウンドで処理する球も安定する。
    • 一球ごとに自分と相手の状況を見て、守るか仕掛けるかを選ぶ。

    関連する基礎メニュー

    動きの全体像

    ストレート半面で守備と攻撃を選ぶ
    キッチンキッチンベースラインベースライン使用する半面AB

    不利な球は中央へ戻し、高い打点では相手の足元や身体へ仕掛けます。

    KJの解説動画 2:48

    再生すると、元動画の該当箇所から始まります。

  3. 03

    20

    3セット

    クロスディンク・シーソーゲーム

    目的:強打に頼らず、アグレッシブなディンクで相手を崩す

    クロスの半面を使い、対角のキッチンラインに立ちます。どちらが10点側・0点側かを決めます。

    やり方

    • 5点から開始し、10点側が勝つと+1、0点側が勝つと−1
    • 10または0へ到達した側がセットを取る
    • スピードアップと強打は禁止し、ディンクだけで相手を崩す
    • セットごとに10点側と0点側を交代する

    KJコーチのアドバイス

    • スピードアップを禁止することで、低リスクで相手を崩すアグレッシブなディンクを覚える。
    • 通常のゲームでは浮いた球を強打して終わりやすいため、この練習では角度と長さで崩すことに集中する。
    • 攻撃だけでなく、相手から来る厳しいディンクを低い姿勢で守る練習にもなる。
    • クロスディンクを100回続けるのが難しい段階では、先に連続ラリーを安定させてから取り入れる。

    動きの全体像

    クロスの角度と長さで相手を崩す
    キッチンキッチンベースラインベースライン外側の足元AB

    横から見たボールの高さ

    低い弧を保つ

    ネット

    強打せず、外側の足元、深い位置、ノーバウンド処理を使ってポイントを動かします。

    KJの解説動画 7:28

    再生すると、元動画の該当箇所から始まります。

  4. 04

    16

    役割ごとに8分

    スピードアップ対ブロック/カウンター

    目的:仕掛ける側と受ける側の判断を、同じラリーで磨く

    ディンクラリーから開始し、片方をスピードアップ役、もう片方をブロック/カウンター役にします。

    やり方

    • 仕掛ける側は打てると判断した時にスピードアップする
    • 受ける側はブロックかカウンターを選ぶ
    • その後はファイヤーファイトを続けるか、ディンクへ戻す
    • 8分で役割を交代する

    KJコーチのアドバイス

    • 仕掛ける基準を少し広げ、打てる球と打つべきでない球の境界をラリーの中で覚える。
    • コースと速度を変え、相手にスピードアップの方向を読ませない。
    • 一発で決めようとせず、相手の返球を想定したワンツーで次の決め球へつなげる。
    • 受ける側はボール位置、相手の体勢、パドル角度からコースを予測する。絞れない時は半歩下がり、まずブロックに集中する。

    関連する基礎メニュー

    動きの全体像

    仕掛けた後の次球まで続ける
    キッチンキッチンベースラインベースライン半歩下がる

    横から見たボールの高さ

    低い弧を保つ

    ネット

    Aがスピードアップし、Bは半歩下がってブロック。返球後は前へ戻って次球に備えます。

    KJの解説動画 14:47

    再生すると、元動画の該当箇所から始まります。

  5. 05

    30

    持ち時間15分ずつ

    リセット/ドロップ

    目的:強い返球をキッチンへ収め、前進につながる球種を増やす

    一人はキッチンラインでフィード役、もう一人はベースラインまたはトランジションゾーンから打ちます。

    やり方

    • 打つ側は15分の中でリセットとドロップの配分を決める
    • フィード役は試合に近い強さで、複数のコースへ送る
    • 15分で役割を交代する

    KJコーチのアドバイス

    • フィードの質が練習の質を決める。試合に近い強さで、コースも散らして打つ側へ送る。
    • 厳しい球には高く柔らかい守備的リセット、余裕がある球には低く相手の足元へ落とすリセットを使い分ける。
    • ドロップはトップスピン、スライス、プッシュ、フラットを試し、ボールや天候、相手に応じた選択肢を増やす。
    • ショットを入れるだけで終わらず、次の球に備えながらキッチンラインへ到達するところまでを成功とする。

    動きの全体像

    強いフィードをキッチンへ戻して前進
    キッチンキッチンベースラインベースラインリセット前進FA

    横から見たボールの高さ

    ネットを越えて短く落とす

    ネット

    フィード役が強く送った球を、打つ側が相手キッチンへ収め、低い返球の後に前へ進みます。

    KJの解説動画 19:52

    再生すると、元動画の該当箇所から始まります。

  6. 06

    29

    残り時間/11点ゲーム×3を目安

    スキニーシングル

    目的:ここまで練習したショットを、試合の判断の中で使う

    2人でコート1面を使い、各ポイントでは指定された半面だけを有効にします。

    やり方

    • 通常の試合と同じスコアで進める
    • 自分の得点が偶数なら右半面、奇数なら左半面でプレーする
    • 相手も自分の得点に応じた半面を使う
    • 11点ゲームを3回行い、時間が来たら終了する

    KJコーチのアドバイス

    • 半面でもダブルスと同じ前後の動きを使え、ボールに触れる回数も増やせる。
    • サーブ、リターン、3rdショット、ディンクを切り離さず、ゲームの流れの中で練習する。
    • 自分の得点が偶数なら右、奇数なら左から始め、実戦と同じスコア判断を身につける。
    • 前半で練習した守備、仕掛け、前進の判断を、各ゲームで意識して使う。

    関連する基礎メニュー

    動きの全体像

    指定された半面で試合までつなぐ
    キッチンキッチンベースラインベースライン使用範囲AB

    サーブとリターンの後、両者がキッチンへ進み、半面の中でポイントを完結させます。

    KJの解説動画 26:02

    再生すると、元動画の該当箇所から始まります。

KJ

SUPERVISED BY

KJ

松原浩二郎 / Kojiro Matsubara

VaticPro、Facolos、Fridayを日本へ広めたパドル専門家。元ピックルボール会社社員。 このプログラムは、津島巧選手との2人練習を公開した動画をもとに、KJコーチ監修のもと構成しています。

必要なもの

  • パドル2本
  • ボール3〜6球
  • ピックルボールコート1面

出典と編集方針

公開動画の説明欄と音声解説を一次情報として、メニュー名、回数、時間、意識する点を要約しています。動画の文章を転載せず、コート上で実行できる構成へ編集しています。

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